安田さんが作る熊本県産の「完熟グレープフルーツ」です。 品種はホワイト種。溢れる果汁、コクがあり濃厚な味わい。特徴的な酸味もしっかりありますが、カドが取れてまろみがあり、甘さを際立て味わいを引き締めます。 そして華やかな素晴らしい香りが特徴的。 安田昌一さんは700年前から熊本に根付く「紀州みかん」や定番の柑橘まで、年間12種類にも及ぶ柑橘を栽培している言わば柑橘栽培のエキスパートです。農薬も除草剤も使わない自然の力を最大限生かした栽培を実践しています。そのため見た目は悪くなってしまいますが、一度食べると虜になってしまいます。 日本の気候と相性の悪いグレープフルーツを国内で商業流通することはかなり困難なことです。 当然、国内での育て方のマニュアルなどもなく、すべて手探り。花は咲けども実はつかず…と多くの困難を乗り越えてついに収穫を迎えました。貴重な「国産グレープフルーツ」をお楽しみください。 3月中旬ごろに収穫し、その後約2℃の冷蔵庫で保存し、6月ごろまで出荷が続きます。 ■2024年の作柄 今シーズンは水不足が懸念されていましたが、順調に生育し、糖度は約13度で酸味も例年通りの仕上がりです。